「本能寺ホテル」の感想

先日映画館で見た本能寺ホテル、綾瀬はるの演じる主人公がひょんなことから滞在したホテルのエレベーターに乗ったことから物語が始まる。そのエレベーターはなんと1582年の本能寺につながっており、そこで出会う織田信長や森蘭丸といった有名な歴史上の人物との非現実的な交流やそれを通して主人公自身がやりたいことを見つけ成長していく様などが描かれている。この映画の中で最も印象に残ったのは織田信長の人物像である。他にも織田信長を題材にした映画は多数あるが、この映画の中では冷酷な将軍といった印象を持たせながらも、誰よりも民のことを考えて平和な世の中を望んでいる1人の人間という好印象の持てる人物になっている。あるシーンで主人公が織田信長に、天下統一をしようとするなんて特別な人ですねと言うのだが、それに対し信長は自分は特別なのではなくただ自分がやりたいと思ったことを実行しているだけだといったことを言う。その言葉を聞いて主人公の心境にも変化が現れ、それまでは自分の意見といったものはあまり持たず流されるままに生きてきたが、次第に自分のやりたいと思ったことをやろうという意思を持つようになり、信長との不思議な交流が終わり現実の世界に戻った後もやりたい仕事をやってみようという積極的な人間へと変化している。この映画を見て、まず約400年前にタイムスリップしてしまうというその世界観を楽しみながらも過去の偉大な人物との交流で変わっていく主人公の姿と自分自身を比べ、私ももっとやりたいと思ったことに真剣に向き合いたいと思うようになった。そのため、元気がほしい、変わりたいと思っている方にはオススメの映画であると言える。

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